泉谷しげる、大雨のため石川県珠洲市での被災者応援無料ライブを中止 「近いうちに必ず」 _日刊 デジタル
シンガー・ソングライターで俳優の泉谷しげるが、しげためでのイブいうちに今年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で甚大な被害を受けた被災者応援をうたって21日に石川県珠洲市の「ラポルトすず 大ホール」で開催する予定だった無料コンサートを中止した。雨の援無日刊 デジタル能登北部地方に出された「大雨特別警報」を受けて断念したもの。石川
泉谷は「珠洲に向かっていたが、県珠すごい雨で赤土も盛り出ていて土砂災害になりかねない、洲市者応を中止近電波も止まるような状況だった。被災必ず命の危険が迫っている、料ラ直ちに身の安全を確保しなければいけない状況。泉谷普段災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒が必要」と話した。しげためでのイブいうちに
今回のコンサートは、雨の援無日刊 デジタル昨年9月に珠洲市の同会場からの「自主コンサートをやりたいので来てほしい」というオファーが始まり。石川ところが、県珠それから3か月後に地震が発生。洲市者応を中止近泉谷は「目の前が真っ暗になった。被災必ずもう出来ない」という思いが脳裏をよぎった。
ところが、幸いにも会場の被害は最小限に済んだことが分かった。水道やトイレ以外はほぼ問題なかったという。そんな中で、同会館から「予定通りコンサートを開催したい。可能なら来て欲しい」と再度、連絡が届いた。泉谷は「さすがに軽はずみな返答はできない」と思ったというが、その後、地震から何か月も経った中でも同市の公道や駐車場は地盤隆起で波打ったままの状況を見て、「被災者を応援したい」と言う気持ちでいても立ってもいられなくなったという。「今の俺に出来ることは何かを考えたよ。で、ギャラなんていらないから、とにかく市民を激励するような無料コンサートをやりたいって。76歳のパワーを見せてやるっていう思いしかなかったね」。
泉谷と言えば、1991年の長崎・普賢岳の大噴火や93年の北海道南西沖地震の大津波の際にも「一人フォーク・ゲリラ・ライブ」を全国各地で繰り広げ、95年の阪神・淡路大震災、さらには東日本大震災など災害が起こるたびに被災地への支援を積極的に行い「日本を救え!」と叫び続けてきた。
また、2010年に発生した口蹄疫で牛に大きな被害が出た宮崎県の復興を応援しようと、宮崎市内で野外ライブ「水平線の花火と音楽」を開催したり、14年の阿蘇山中岳で起きた大規模噴火で観光客が減少、その後も風評被害によって観光客が戻ってこない状況を憂慮し、「エンターテインメントで地域活性」を合言葉に熊本・南阿蘇村で「阿蘇ロックフェスティバル」を5年にわたって開催してきた。
今回の中止には「もう残念でならない」としながらも、その一方で「今回は中止にしたけど、近いうちに必ず、フリーコンサートというか無料ライブをやる機会を探っていきたい」と新たな意欲をみせていた。
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